●OZMA 社会主義国でも禁断ライブ
DJ OZMA(年齢非公表)が10日夜、中国・上海のクラブ「ロジャム」で公演した。風俗の取り締まりが厳しいお国柄にもひるまず、股間のふくらみを強調したパンツ一丁のスタイルで熱演。昨年のNHK紅白歌合戦で“裸ボディースーツ”を着用して物議を醸した女性ダンサーたちはビキニ姿になり、現地の若者の目をクギ付けにした。
初公演の上海に名刺代わりの“開チン”を見舞った。昨年の紅白でも歌った「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」。開始約15分、純白のスーツを脱ぎ捨てて股間のふくらみを強調したパンツ一丁に。目を覆う客もいたが、大半は拳を突き上げて大歓声を上げた。ビキニ姿の女性ダンサー5人は生肌をさらしてダンス。聴衆1000人はOZMAの見よう見まねで隣の人と肩を組み踊った。
現地の熱烈オファーを受け「公安(警察)上等!」と宣言して公演を決定。女性ダンサーと絡む性表現が過激な場面もあったが、全12曲、約1時間のステージを無事完走した。
滑り出しから大盛況だった。ステージ後方のモニターに「中国初上陸」と映し出されると地鳴りのような歓声。「I LOVE 上海女子」のプラカードを持ったミニスカの女性ダンサーが登場すれば、男性客から野太い声援が飛んだ。OZMAが「中国語しゃべられません。通訳できる人いますか?」と呼びかけると、数十人が手を挙げる盛況ぶり。通訳を通じて「夢がある。みんなともっと仲良くなることです」とあいさつすると、自然と「アゲアゲ」コールがわき起こった。
風紀環境に厳しい中国での“珍演出”に心配の声もあったが、会場選びが功を奏した。ロジャムは「特に金、土曜日は新しいもの好きな若者が集まる」(同クラブのスタッフ)という若者の流行発信基地。大学生の王静さん(20)は「インターネットで調べてきた」と白いタオルを持参し、「純情〜スンジョン〜」で振り回して上海っ子を扇動した。OZMAは「近いうちに中国語をマスターする。北京五輪が終わったら、もっと過激なステージをやりに来るよ」と宣言して締めくくった。


